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正しい歯磨きの方法・適切な歯磨き時間は何分?

「歯磨き」はご家庭でできる大切な口腔ケアになりますが、実際に適切にブラッシングできている人はそれほど多くありません。

正しい歯磨き方法と気を付けたいポイント、適切な歯磨き時間などについてご紹介します。

【正しい歯磨き】意識しておきたい大切なポイント

歯磨きで特に意識していただきたいのは、28本すべての歯に「前後左右の面」と「噛み合わせの接着面」があるということです。

常に隣り合う歯があるため、私たちはついつい「U字カーブの塊」として歯全体を「上」と「下」で捉え、その「前面」と「裏面」のみを意識しがちです(つまり、大きな4つの面を磨けばいいと考えがちです…)。

しかし、このイメージで何気なく歯磨きをしていると「歯と歯の隙間」や「歯の付け根部分」のケアがどうしてもおろそかになってしまいます。

歯垢や歯石はこのような奥まった箇所にこそ溜まる性質がありますので、歯磨きの際は「1本の歯の全ての面×28本分」を磨いてやろうという意識で挑むくらいがちょうど良いです。

では、上記を踏まえて基本的な歯磨きのポイントを見ていきましょう。

正しい歯磨きの方法
・歯磨きは、28本ある歯を1本1本丁寧に磨くことを意識する
・歯ブラシは鉛筆を持つような感覚で軽く握り、力を加え過ぎず細かく磨く(歯ブラシを押し付けすぎて毛先が広がってしまっては適切に磨けなくなるので注意する)
・歯ブラシを小刻みに動かしながら順番に一つずつ磨き残さないように磨いていく(歯のU字面全体を捉えて一気に磨いてしまおうとしないこと)
・歯と歯茎の境目(歯周ポケット)を特に意識し、歯茎に対して45度の角度でブラシを当てる(歯磨きで歯面を磨かない人はまずいないので、見えていない歯の付け根部分を意識したほうが効果的に磨ける)
・歯と歯の隙間にも歯垢が残りやすいので、デンタルフロスなどをうまく活用する

上述のように、歯磨きの際は「歯と歯茎の境目」や「歯と歯の隙間」を強く意識してください。

特に歯の付け根については、約45度の角度で歯ブラシを当てる習慣を持たないと、歯の根っこ部分にどんどんと歯垢が溜まっていきます。

このような歯垢はやがてブラッシングしても取れることのない「歯石」へと変化してしまいますので、見えていない箇所ほど細やかなケアを心掛けるようにしましょう。

歯ブラシについても知っておこう!

よく、「硬い歯ブラシと柔らかい歯ブラシどちらが良い?」といった内容がテーマになりますが、歯周病などで口腔環境が著しく弱っている場合を除いては、一般的に「ふつうタイプ」の歯ブラシを選ぶと良いでしょう。

硬い方が気持ちいいという人もおられますが、硬すぎる歯ブラシで強くブラッシングし過ぎた場合、歯茎を傷つけてしまうリスクが高まります(歯茎が腫れてしまうことで翌日その箇所を磨きにくくなってしまっては本末転倒です)。

歯ブラシについて知っておくべきこと
・歯ブラシの硬さについては、一般的に「ふつうタイプ」を選んでおくと良い(好みがあるものの、硬すぎる歯ブラシでは歯茎を傷つけてしまうケースもある)
・歯ブラシは消耗品なので、毛先が広がってきたら速やかに取り換える(一般的には2~3ヶ月に一度くらいの交換頻度になる)

上記のように、毛先が広がり始めたらすぐに歯ブラシを取り換えることも大切です。

あまりご存じない方もおられますが、歯ブラシによるケアだけではそもそも100%歯垢を除去することはできません。

不足分は「歯科医院での定期検診=歯のクリーニング」で補うのが本来のあり方です。

「ホームケアも常に不完全であること…」を頭の片隅に置いていただき、ご家庭では毛先がヘタっていない歯ブラシで「できる限りベストなブラッシング」を心がけましょう。

【歯磨きの時間】1回10分以内程度が妥当?

28本ある歯を少しずつ丁寧に磨いていく場合、1本の歯の「前面」と「裏面」にそれぞれ10秒ずつの時間をかけたとしても、全て含めると「約9分半」の時間が必要になります(28本×10秒×2面=560秒)。実際には1本の歯面に10秒間細かくブラッシングしていることはなく、通常2本間隔くらいで細かくズラしながら歯を磨いていくと思います。

このようなことから、「10分も時間をかける必要はないのでは?」という声も聞こえてきます。

しかしながら、「正しい歯磨き方法」でも触れたように、歯磨きではむしろ「歯と歯の隙間」や「歯と歯茎の境目」を重点的に磨くことが大切です。

よって、ざっくりと上記の半分~3分の1程度の時間で「歯面」を磨き、残り5分程度を「歯と歯の隙間」や「歯と歯茎の境目」のケアに当てれば良いと思います(これで概ね10分程度になります)。

あるいは、食後にまず「歯間ブラシ」や「デンタルフロス」などで第一段階のケアをし、その後に3分~5分程度かけて歯と歯茎の境目を重点的にブラッシングするという方法も考えられます。

最近では液体タイプの「口腔洗浄液」なども出ていますので、忙しい朝に十分な時間をかけられない場合、状況に合わせて不足分を補えるように調整すると良いでしょう。

歯を守るには、虫歯になる前のケアの方が大切!

日本ではまだまだ「虫歯になったら歯医者さん」という意識が抜けません。

ところが、虫歯になってから治療をしても完全に元に戻ることはなく、一度虫歯になった箇所は再発リスクが高まるという問題もあります。

そして、このように過去に治療を行なった歯については、将来的に抜歯に至る確率が高いとも言われています。

歯科先進国のスウェーデンではこのような事実に着目し、早くから「予防歯科」の意識が根付いています。

「虫歯になる前に歯医者さん」という発想は、日本でも近年ようやく広がり始め、ご家庭での「ホームケア」に加えて、数ヶ月に1度「歯科医院での定期検診」で歯のクリーニングを受ける患者さまが増えてきました。

失ってから後悔しても元に戻らないのがお口環境ですので、ぜひ当コラムでご紹介した「正しい歯磨き」を実践していただき、歯医者さんでも定期的な「プロフェッショナルケア(歯のクリーニング)」をお受けいただければと思います。

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